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150歳まで楽しく生きるための幸せな健康学

【考察】ベジタリアン

健康志向の人たちの中で一定数いるベジタリアン

そんな彼らに僕がどのような印象を持っているかについて。
 
そもそもベジタリアンというと、日本では漠然と野菜や果物しか食べない人をイメージする人がほとんどだと思うけど、いくつか種類がある。
 
日本の人がイメージするような、肉、魚、卵、乳製品など、全ての動物性たんぱく質を取らない人をヴィーガンと呼ぶ。他にも、乳製品は摂る人だったり、卵は摂る人だったりなどで呼び方はいくつかに分かれているけど、この記事の中ではベジタリアンはこのヴィーガンを指すこととする。
 
さて、実は一時期、僕自身も人体実験としてベジタリアン生活をしていたことがある。期間は2ヶ月ほどなので、かなり長い部類。そして、長く続けられたということは、それだけいいものであったということも意味する。
 
野菜、果物、穀物しか食べないので、消化にエネルギーをあまり使用しない。
そのためか疲れにくくなり、睡眠の質も良かった。体も軽く感じ、体調としていい状態。
 
さらに、実感としてあったのは、常に落ち着いた気分になった。日本では、一般的には僧侶が精進料理といったベジタリアン生活をしているけれど、それもうなづける。イライラしたり、怒ったり、エネルギーを使うような激しい感情は起こりにくくなり、感情の起伏がなくなる。かといって、テンションややる気がないわけではなく、ある程度の高さで安定した状態。
 
また、僕の例でいうと、性欲がガクッと落ちた。ほぼ0に近い状態。健康的な20代男子とは思えないくらい。とにかく、ものすご〜く優しい、穏やかな人格になった。食事で人格が変わると実感したのはこのベジタリアン生活が初めてだったかもしれない。
 
このように色々体感して、やってみた感覚としても悪くないーいや、とてもよかった。
 
ただ、ベジタリアン=健康かといえば、そうとも言い切れない。海外にいるとベジタリアンの人はたまに見るけど、肥満の人だったり、どうやっても健康的に見えない人もいる。
 
考えるべき点はいくつかある。
 
こういった食事法にはつきものの科学的な視点からいうと、ビタミンやミネラルで不足するものが出てくるし、進化の過程において、人間が犬歯を持っていることやオメガ3などの必須脂肪酸必須アミノ酸を他の動物(牧草牛や魚など)に外注してきたということを考えると、今の人類に完全にあう食事法ではないのかなとも思う。
 
そういったビタミンやミネラル、アミノ酸脂肪酸を考慮した、完全にコントロールされた食事をするというのであればいいのだろうけど、普通に生活をしていく中ではなかなかに難しい。
 
そして、肥満のベジタリアン。友人の1人が、まさにこの肥満のベジタリアンなんだけど、彼を見ていて分かったのは、砂糖をものすごく摂っている。肉を食べると太るイメージがあったりするけど、それはものすごく偏った見方に過ぎない。
 
動物性たんぱく質を抜くというのは確かに健康的な観点から見て悪くはないけど、費用対効果を狙うなら砂糖を摂らないほうが得るものは断然大きい、というのが今の僕の素直な感想。
 
あと気になったのは、日本で見た日本人のベジタリアンは、プライドなのかなんなのかは分からないけど、少し変な優越感を持った人が多くて、正直、気持ち悪かった。プライドを持つのはいいけど、それを外に出す必要はない。苦笑
 
このときに感じた気持ち悪さ・違和感が、僕がベジタリアン生活をやめることにした1番の原因かもしれない。
 
ところで、僕の好きな高城剛さんは、炊飯器を持って世界を回りつつ、口に入る51%以上を玄米にしているという。玄米とごま塩だけ、おかずや汁物もなしの食事をしているらしい。おそらく彼はよく外食もするはずなので、これは上手いバランスの取れたやり方だなと思う。
 
確かに完全にベジタリアン生活をするのはなかなか難しい。けど彼のように、自炊と外食のバランスで、家で食べるときだけはベジタリアン生活をするというのが、日本人にとっても現実的でバランスの取れた1つの方法だろう。
 
ベジタリアンなんて、なかなか普段考えることはないけど、やってみると色々な変化が感じられて面白いと思う。興味がある人は、自炊のときだけでもやってみるといいかもしれない。