「よく噛みましょう」と言われたことのある人はどれだけいることだろう。言われたその日は「◯回噛んでから食べる!」なんて意気込んでても、翌日にはころっと忘れてしまっている人がそのほとんどだと思う。
ということで、今回のテーマは咀嚼のついて。
もはや語るべくもない咀嚼の大切さ。
消化の助けになり、満腹感も増し、脳が活性化したり、とにかくいいことづくめ。
逆に咀嚼が足りていないと、胃腸に負担をかけて食べ物がうまく消化・吸収できなかったり、おならや便、体臭が臭くなったり、なんてことも起こる。
腕のいい整体師が見たら、触れることなく、咀嚼不足の人を見抜いたりする。それくらい、身体にハッキリと現れるものが、この咀嚼。
ここまでで、咀嚼の大切さは再確認してもらえたと思う。
…とはいえ、冒頭部分のように、噛む回数を意識することは続かない。
じゃあどうしたらいいのか?
ズバリ、意識すべきは2つ。
「食事の時間の長さ」
そして
「唾液と食べ物を混ぜ合わせるイメージ」
1つ目は食事の時間の長さをある程度かけることを意味する。例えば、今まで10分で食べていた食事だったら30分かけて食べましょう、ということ。測ってみるとわかるけど、意外と食事を摂っている時間は短かったりする。僕自身でも10~15分なんてざらで、もっと短いときもあった。
噛む回数は忘れてしまう人がほとんどだと思うけど、このトータルの食事時間なら意識やコントロールをしやすい。時間を伸ばそうと思うと結果的に噛んでいる時間も長くなる。食事時間は最低でも、30分は取りたいところ。
また、2つ目は説明するまでもなく、そのままの意味。噛むということは、一義的には唾液と食べ物を混ぜ合わせて消化の準備をすることだけど、これを意識している人は少ない。ただ「噛む」ということに集中して目的を忘れてしまっている。しっかりと食べ物と唾液を混ぜるイメージをしてみましょう。
「何を、どう意識すれば咀嚼が足りるのか?」
そんな試行錯誤の末にたどり着いた今回の方法。
ぜひ、今日の食事から試してみてください。
今回のエントリーがあなたの健康ケア、マネジメントのスタートや見直すキッカケになればと思います。 あなたの健康と未来のために。