今回はタイトルの通り、開封の儀に引き続き、Microsoft Lumia 950 Whiteの実機のレビューです。
まずは本体。蛍光色の緑や黄色など、奇抜な色の多かったLumiaシリーズですが、今回の950では黒か白の2色のみ。僕は白をチョイスしました。
かなり見づらいですが、Windowsマークとカメラのレンズとの間に「PureView ZEISS」という記載。Lumia1020などと同様、Carl Zeiss(カール・ツァイス)のレンズを使用した高性能カメラです。*1
本体底部分。左側の凹んでいるところに爪などを引っ掛けるかたちでカバーが外れます。分かりづらいですが、USB端子はtype-C。
開けた状態。左からカバー、本体、バッテリー。カバーはプラスチック製で以前のLumiaシリーズよりも触った感じが少し安っぽい気もしますが、その分電池交換やSDカードが入るのは大きなメリット。なんだかガラケーを思い出します。
nanoSIMとmicroSDの入る位置やボタンなどがこちら。(説明書)
ほんと、ガラケーみたいです。
ここから気になるOSの部分に触れていきます。
ホーム画面は以前と変わらないタイル式で3段階で大きさを選べます。Windows Phoneユーザーはここで気づくかもしれませんが、ブラウザーがInternet ExplorerからMicrosoft Edgeに変わっています。
ホーム画面で右から左へスワイプするとメニュー(アプリ)の一覧。ここも以前と変わらない部分です。
設定画面は以前とは大きく異なっています。以前はなんの脈絡もない順番でしたが、System、Devices、Network&wireless…と整理されてます。右がWindows8.1の設定画面ですが、比べると一目りょう然。iPhoneなどを使っていると当たり前に感じますが、Windows Phoneユーザーからすると大きな進歩です。苦笑
画面上部から下部へスワイプするとiPhoneでいう通知センター+コントロールセンターが出てきます。
右下部分のExpandをタッチすると…これだけで色々できちゃいますね。
余談ですが、画面下部にある、戻るボタン(左)、ホームボタン(中央)、検索ボタン(右)の検索ボタンをタッチするとCortanaが起動します。
他に面白い機能として、Windows Helloと呼ばれる、顔認証システムが入りました。登録しておくと、インカメラを見るだけでロックを解除できます。
…ということで、実機レビューでした。
初期設定は飛ばしてしましましたが、言語設定や居住地、Microsoftアカウントなどの設定のみで難しい部分はありません。初めてWindowsPhoneを手にする方はあらかじめMicrosoftアカウント(hotmailやoutlookのアカウント)を事前に取っておくと楽でしょう。
僕はこのスマートフォン以外はappleユーザーなので、OSがパソコンと同じという恩恵をそこまで受けることはなさそうですが、生粋のWindowsユーザーにはまだまだ他にも使える機能がありそうです。
*1:Carl Zeissは顕微鏡やら天体望遠鏡などのレンズを作っているドイツの超一流レンズメーカー