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150歳まで楽しく生きるための幸せな健康学

【考察】霊的な健康

「健康とはなんですか?」と尋ねると、人によって様々な答えが返ってくる。怪我や病気ではない、最も美しい状態、常に目指すべきもの…など。今のところ、僕の定義では「肉体的にも精神的にも、ちょっと無理が出来る状態」としている。もしあなただったら、なんと答えますか?

 

では、WHOがどのように健康を定義しているかを見てみると・・・
"Health is a dynamic state of complete physical,mental,spiritual and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity."
となっている。


訳すならば

"健康とは、病気でないとか弱っていないということではなく、肉体的・精神的・霊的、そして社会的にも全てが満たされた動的な状態である。"

といったところだろうか。


この中でも日本人が引っかかるのがおそらく”spiritual(霊的)"という部分だろう。僕自身、この部分にどういう意味があって、1998年の定義改定の際に追加されたのかを考えてきた。また「瞑想(マインドフルネス)はこの“霊的”に含まれるんじゃないか?」としばらく思っていたのだけれど、それはこの中の「mentalily」という部分に含まれると思うようになった。


「じゃあ霊的とは何か?」というと、僕の中で見つかった答えが「最終的に自分がすがれるものを持つ」ということ。すなわち、神や仏、宗教といった類のものを個人でもつということ、というのが今の僕の考えだ。


この考えに至るきっかけとなったのが「神様に上手に助けてもらう方法」という1冊の本。この著者についてざっくり紹介すると、日本の納税額ランキングで1位になった人。つまり日本で1番稼いで、1番納税していた人だ。(今はランキングが出ていないので今なお1位なのかは不明)


この人の本をいくつか読んでみると分かるんだけど、神様がめちゃめちゃ大好きでなにかと神様が出てくる。もちろん、今までの本の中でも日々を幸せに過ごすためのTIPSなども書いているんだけど、今回は著作の中でも特に異色を放っている。


一言でいうと"神様に感謝の呪文を唱えること"を推奨している。呪文なんていうと宗教的なことを想像する人もたくさんいるだろうし、だいぶきな臭い印象を与えてしまう部分は否めないし、著者自身も、この本の中で宗教と思われてしまうことを恐れていると書かれている。


この内容が与える印象は人によって異なるのだろうけれど、僕にとってとにかく意外だったのが「納税ランキングNo.1になる人ですら“すがるもの"を持っている”」ということ。人も、金も、時間も、全て持っているような人ですら持っているものを、(僕も含め)相反する人たちが持たないのは道理にあわないんじゃないだろうか。


少し話が脱線するけど、日本に原子爆弾が落とされた際、神父が付き添っていたというのは周知の事実。じゃあなぜそうしたかというと、色々な推測は出来るけれど、強靭に見える軍人パイロットですら“すがるもの”を必要とする(この場合は神の許し)ということなんじゃないだろうか。普通なら躊躇してしまうようなことすらも、すがるものがあることで(良かれ悪しかれ)出来てしまうことがある、ということだ。


日本人は毎年3万人が自殺している・・・というのは日本の中の話で、WHOにおける定義で計算すると11万人。おそらく、問題として大きく扱われるからだろう。この数字は報道されない。日本人は無宗教、あるいはフリーシンカー(FreeThinker)とよく言われ、あるいは自称する。聞こえはいいかもしれないけど、これは最終的に心がすがれるものを持たないことも意味している。これがこの異次元な数字の原因の1つに繋がっているんじゃないだろうか。


人生は試練だったり、挑戦の連続だと思う。僕も含め、人間がこんな試練だらけの世の中で強く生き続けるのは難しい。別に友人や家族に他言する必要は無いけれど、人、宗教、神…なんであれ心にすがれるものを持つということは、これからの「健康」には不可欠なんじゃないだろうか。それがたとえ「神様がついてるから大丈夫」というような、全く根拠のないものであったとしても。