健康についてのエントリーをいくつか既に書いてきたけど、その前に書くべき、大切なことを僕は書き忘れていた。ズバリ、僕が読者に求めるものについて。
未だに健康における人々の1番の関心はダイエット(痩せること)にあると、書店のラインナップを見ればわかる。残念ながら、2年弱振りに訪れた書店に特に変化は見られなかった。
個人的に健康本コーナーは好きだけど、次から次へとゴキブリの如く湧いてくる、簡単に痩せられるようなことを謳った本には、正直辟易している。もう、ウンザリ。未だに続く肥満とのくだらない戦い。本質を捉えるために、あと何年かかるのか。
ネット上に無数にある、健康に関する情報についても同じ。
「あのミランダ・カーが…」などと、有名人の名前が枕詞につく情報がネット上にたくさんあるけど、それらを僕は信用しない。PVを集めるのには有効かもしれないけど、有名人がやっていること、それ自体が有効性を示す証拠にはならない。
例えば、スーパーフードに関する情報で、David Wolfeではなく関係のない有名人の名前がなぜ出てきているのか。そういったことに違和感を感じられない感性の人に、僕は違和感を覚える。極端な例でいうと、力士がエステについて語っているみたいな感じ。エステ好きな力士の方がいたらごめんなさい。笑
ちなみに、英語でスーパーフードのことを調べると、ミランダのMすら出てこない。有名人の名前に弱いのは日本人の特徴なんだろうか。
…ということで、そろそろ上辺だけの情報に惑わされる、レベルの低い戦いから卒業しませんか?
僕のブログ読者は健康になるべくしてなるべきで、正しい感性と共に情報取捨選択能力を持つべきだし、くだらない情報に右往左往したり「○○kg痩せる!」とかそんな低い目標を掲げてほしくない。
シンプルにすべきことをすれば、肥満とはおさらば出来る。
(※ここでいうシンプルとは「単純」という意味)
現状維持で、生活習慣病へと続く死の道へ進みたいならご自由に。逝ってらっしゃい。
健康マネジメントに関するエントリーをいくつか書いてきたけれど、あれは今の段階で一般的に言われていることをまとめたに過ぎない。もちろん、人によっては合う合わないあるし、極論、土を食い続けても生き続けている人だっている、そんな世の中だ。
アレルギーや好き嫌いなど、自分自身について誰が1番よく知っているかといえば、自分自身。じゃあ、誰がその自分自身を守っていくのか。外注?チップが埋め込まれてコントロールされる近未来ならありえるだろうが、今は他ならぬ自分自身。
箸の持ち方など、二十歳までに身につけたマナーは親に感謝、それ以降は自分の責任などと言われるけど、食生活も一緒。年齢、代謝、体質…言い訳は確かに色々あるかもしれないけど、それ言ってて楽しいですか?
優先順位変えて、今こそ変わる時ですよ。
一緒に変化を楽しみましょう。