医者や理学療法士、作業療法士といった西洋医学的観点から診る方々
柔道整復師や鍼灸師、整体師といった東洋医学的観点から診る方々
体を診るプロといっても、日本的にいうと東西両方ある。
でも、医師や理学療法士が東洋医学的な治療を始めたりと、それが緩やかに別け隔てがなくなってきてるんだろうなって感じる。
さて、本題。
「じゃあ、そんな人の体を診ているプロたちがどんなケアをお家でやっているの?」っていうのを、俺がやっている施術を絡めて、今日は紹介。
パパっとケア方法だけ知りたい場合は、後半に貼ってあるYoutubeを見てね。
まず前提だけど、自分の体は自分で治せる。
というか、むしろ、自分の体は自分でしか治せない。
極端にツライ状態や重症の場合、プロが手伝ったほうが早いけど、基本は自分で治す、治せる。
どういうことかっていうと、基本的に、自分の体を治しているのは、自分自身の体の治癒力や脳の作用(勘違い)。
病は気からって言葉があったり、プラセボ効果(勘違いパワー)で治ったりするけど、それを表しているよね。
あと、赤ん坊とか、幼稚園児、保育園児といった小さい子どもたちを見ていると、不思議な動きをしている。
壁に頭を押しつけたり、腕を押しつけてねじったり、何をやっているんだろうか?って思うかもしれないけど、実はあれって、自分で自分を調整している。
子供って、寝てるときにもめっちゃ動くけど、あれも同じで自己調整。
身近にお子さんがいらっしゃる方は、よく彼らを観察して、動きを真似てみるといい。
もともとみんな自己調整できたハズなんだけど、成長の過程でやり方を忘れっちゃってるから、真似をして思い出してみるといい。
子どもたちは、自分の体を自分で調整する天才なので、いい師匠になってくれる。
ちなみに、子どもってすぐに吐いたり、熱を出したりするのも、体に合わないものを摂ったときに排毒するパワーがすごく強いからであって、それも健康な証拠。
長くなったけど、要するに、子どもの真似をして、自分で調整すればよくなる。
その子どもたちが無意識でやっている心地いい動きだったり、人間の体がもつ自然に逆らわない調整法が、うちでもやってる「操体法」。
あとは、その操体法と併せて使っているのが、「天城流湯治法」。
それぞれ良さがあるんだけど、実際に誰もがすぐにお家でのケアで使いやすいのは天城流湯治法かな。
この天城流湯治法は、歯科医や整形外科医、産婦人科医といった歯医者さんやお医者さんも取り入れている自然療法なんだけど、覚えれば自分でどこでも簡単にできるっていうのが、最大のメリット。
Youtubeで調べると、いろいろと動画が出てくるんだけど、北九州の整形外科医である平野薫先生の動画がわかりやすい。
下にいくつか紹介するけど、5〜10分ほどでケア方法がまとまってるので、みてやってみるといい。
毎日のルーティーン的にやる場合オススメなのがコレ、始動法。
腰痛
肩こり
首の痛み
便秘解消
上の動画を見てもわからなかったら、誰でも参加できるワークショップもやっているので、いってみるといい。ていねいに教えてくれる。
あとは、本が良ければこの2冊。
紹介したケアは、お風呂の中に入ったときにやったりすると、そこまで痛みを感じずにできると思うから、ぜひ、やってみてね。