健康をコントロールしてるのは、息・食・動・想・環の5要素。
それぞれ
息=呼吸
食=食事
動=体の使い方
想=思考・考え方
環=環境
を表してる。
で、その中でもさらに順番があって「想」が、健康の根本。
この思考・考え方の癖で、人は幸せにもなれば、不幸にもなれるし、元気になることもできれば、病気になることもできる。
つまり、どんな健康法であれ、この「想」のベースがあった上で、はじめて活きてくる。
この「想」がいい状態っていう前提の上に、食事や体の使い方を変えるからこそ、人はより健康になることができる。
だから、暗い顔してオーガニック食品を食べるより、楽しく食べるジャンクフードのほうが体にはプラスになるっていうことが起きてくるわけね。
ただ、自分自身の健康を振り返るときには、この「想」がベースっていうのは、便利な考え方なんだけど、家族や友人などを責める道具にしちゃいけない。
どういうことかっていうと「病は気から」って本人が思う分にはいいんだけど、それを人に言ったところで理解はされないし、怒らせたり、傷つけかねないから、注意が必要ってこと。
人に対して、よかれと思って言った言葉が、その人にとっていい世界を招くかどうかはわからない。
知識を身につければつけるほど、「その人のために」っていう大義名分を盾に、それをひけらかしたくなってしまうこともあるんだけど、求められないアドバイスはしないこと。
沈黙は金なり。
誰のためでもなく、自分の健康を自分で守るための知識を、自分で身につけていこう。