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【感想】経営に終わりはない

またまた、ポッドキャスト石原明の経営のヒント+(プラス)|石原明.com」で紹介されてた1冊を読了。

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本田宗一郎の右腕として、世界のホンダの経営を担った・・・というか、「日本のホンダ」を「世界のホンダ」にしてきた藤沢武夫さんの自叙伝的な1冊で、ホンダを経営してきた中での、右腕からの景色が描かれている。

 

天才・本田宗一郎との出会いにはじまり、実際に行ってきた実務や事業、そのベースとなる藤沢さんの考えや歴史、失敗談や経営哲学、天才・本田宗一郎さんとの関係について触れられている。

 

本田宗一郎さんの本は読んだことがあった気がするけど、No.2である、藤沢さんの本は初。

 

創業者を、No.2としてどう活かすかを藤沢さんが考え、どう行動してきたかが、事細かに書かれてるのが、ヒッジョーに面白い!!

 

2人のエピソードはいろいろと載ってて、本田宗一郎さんの奥さんの振る舞いに藤沢さんが感動したところとかも好きなんだけど、特に好きなのが、本田宗一郎さんをヨーロッパに視察に行かせたところ。

 

「会社は見てるから、行ってこい」みたいな感じで、藤沢さんが本田さんを送り出したっていう話なんだけどね。

 

技術屋である本田宗一郎さんの力を最大限に活かすために、藤沢さんがそのサポートを行い、その結果として、ホンダの技術も上がり、売上も上がることになったっていう、俺にとっては、この本の中で特に印象的なエピソード。

 

なんていうか、男同士のかっこいい友情を感じて、純粋にカッコいいなって感じたよね。

 

それと、もう1つ感動したのが、本の終盤に書いてある、本田宗一郎さんに藤沢さんが、いち技術屋として生きるのか、社長として生きていくのかを問うシーン。

 

会社が大きくなってくる中で、必要に迫られて組織化をしてきた。

 

その会社の組織化の最終段階として、天才・本田宗一郎さんがいなくなった世界を踏まえて、「会社をどうしていきたいのか?」と藤沢さんが本田宗一郎さん自身に尋ねる。

 

文章としては、そんなに長くはないんだけど、行間になんともいえないそれぞれの葛藤や心の移ろいを感じて、いたく感動した。

 

No.2として誰にも言えないようなことまで考えを張り巡らせ、そのときどきの状況を踏まえて、ホンダをいい方向に導きながら、企業の社会的責任として、天才が亡き後も、企業として継続していけるように形をつくってきた、藤沢武夫さんの経営ヒストリー。

 

読むのは読んだんだけど、もっと成長した自分になったときに読むと、全然別の本に感じられるだろうなって思ったので、また数年後に読み返してみたい。

 

石原明さんをして「名著」と言わせる1冊だったけど、その噂に違わぬ本だった。

 

オススメ!

経営に終わりはない (文春文庫)

経営に終わりはない (文春文庫)