体の変化を観察しながら生活していると、ほんと、面白い。
体は「空だ」というくらい、本来は、存在感を感じないくらいの状態が、いい状態。
で、もし、そこに重さやハリ、コリ、痛み、違和感、嫌な感じがあるとしたら、なにかしら、体か心にとって負担になるようなことをしてるっていうこと。
だから、今、自分の体(の感覚)を観察してみて、なにか感じることがあれば、生活の中で改善できるポイントがあるっていうこと。
俺はタイプとして、ノウハウタイプで、「どうやったらどうなるか」っていうことを知ることに快感を覚えるタイプだから、この体との対話がめちゃめちゃ面白く感じる。
体や心は正直だから、彼らにとって嫌なことをやってると、「やめてくれ〜」ってすぐに言ってくるし、それをやめれば、機嫌よく過ごしてくれる。
で、この、なにが問題でそうなってるか?っていうのは、試しながら感覚をチェックしてみるしかない。
まるで、グズる赤ん坊をあやすように、あれでもないこれでもないと、手を変え品を変え、自分の体と心が喜ぶことをやってみるのみ。
当然、最初は全然間違ったことをやって、全然変化が出なかったりするんだけど、やっていくうちに「あぁ、今回はこれだな〜」と「アテ」がつけられるようになってくる。
こういう感覚を自分で少しずつ見に付けていけば、自分が自分のドクターになるし、自分らしい生活(食生活なども含めて)が、どういうものかっていうのも、自分で分かってくるようになる。
で、そのための第一歩は、まず、自分の体の感覚に気づくこと。
この「感覚」って磨けばどんどんわかるようになっていくんだけど、最初はわからなくなってる人も多い。
で、そんなときはどうするかというと、不快な感覚を頼りにしてみるといい。
快も不快も感覚だけど、不快な感覚のほうが人は敏感でわかりやすい。
だから、まずは、今の自分の体の感覚で不快な感覚を感じてみる。
で、それがどうすると変わっていくかな〜?ってかる〜い気持ちでいろいろと生活を変化・改善していきながら、様子を確認してみる・・・って感じ。
不快を頼りにしながら感覚を磨いていくことで、そのうちに快に対する感覚も磨かれていって、この度はその快の感覚を頼りに生活できるようになっていく。
自分の体からの小さなメッセージを受け取れるようになっていこうね。