食事のときに、一口100回以上噛む生活をはじめて、2週間が経過した。
実際に自分の体を使ってここまでやってきた結論として、この「よく噛む」っていうのは、最高の健康法の1つだっていう確信を得た。
お金もかからないし、誰でも、どこでも、簡単にできる。
人の体は、食べ物ではできていない。
食べ物が消化されたものでできている。
だから、どんなにいい食材を使った料理を食べようと、よく噛まなければ、プラスには働かない。
ただ、何事もそうなんだけど、お金のかからない、簡単でシンプルなことだからこそ、面倒だし、習慣化するまでは、時間がかかる。
なので、逆説的に、よく噛む習慣を身につけたい、内臓の負担を減らしたい、痩せたいっていうような人は、よく噛まなければいけない食べ物を選ぶようにしていくと、噛む癖がついていくかも知れない。
そういえば、よく噛むことで消化吸収がよくなって、体重が増えるかも知れないって密かに期待してたけど、2週間経ってみて、体重に関しての変化は、残念ながらなかった。
1食生活をしてたときよりは増えたけど、それ以前の2食生活してたときと大差はなく、咀嚼と体重の関係はそこまで出なかった。
いろいろな変化があった今回の実験だったけど、体感として1番大きかったのは、寝起き。
なんでこんなにスッキリ起きられるんだろう?って自分でも不思議なくらい、寝起きに苦労することがなくなった。
もちろん、明らかに睡眠時間が足りないようなときは起きられないけど、6時間をキープして、スッキリ起きられないってことはなかった。
ただ、夜中に目が覚めることもあったし、体感的に眠りの質自体には、そこまでの大きな影響は出てないように感じた。
睡眠の質に関しては、いろいろな要素が関係してくるから、日々の条件を統一しないとなんとも言えない。
でも、そんな睡眠の質がバラバラな状態でも、寝起きは明らかに変わったから、寝起きがスッキリしないって人は、まず食事のときによく噛むことからはじめてみるといいと思う。
2週間意識的に噛む回数をしっかり増やして過ごしてきて、かなり生活の快適レベルが上がったので、実験自体は今日でおしまいにするけど、このよく噛む意識はつづけるつもり。