「人に頼る」って嫌だった。
「自分にできない」って認めるみたいだし「自分にできない」って認めることも、ほんと嫌だった。
でも、その「嫌」って、なにから来てるのか?って観察してみると、人からの評価が下がることだったり、嫌われるんじゃないかっていう、自分勝手な勘違いや思い込みから来てることが多い。
「大人になる」って、自分にできないことをできないって素直に認めて、人に任せて、その任せた人に感謝できることだと思う。
自分ができないことを人に任せたり、例え、自分でできることであっても、それが得意な人や好きな人に任せると、自分でやるよりもよっぽどクオリティの高いものが出来上がったり、楽しくやってたりするから、感謝の念が自然と湧く。
できないことをできるようになることも大切だけど、できないことをできる人に任せるようになることも同じくらい大切。
2つのバランスが大切。
例えば、仕事の中である、細かい掃除が嫌いだった。
で、大人として、社会人として、なんだか、そんな些細なことを嫌いって言っちゃいけないような気がしてて、我慢してやってきた。
けど、あるとき、思い切って「俺、この掃除嫌いなんですよねー」って言ってみたら「あ、そうなんですか?私は、それは全然問題ないんですけど、これが苦手なんですよねー」っていう意外な声が返ってきて、ビックリしたw
人って、システム的に、自分が好きなものは人も好きって思って、自分が嫌いなものは人も嫌いって思ってしまうようにできてるらしいけど、実際には、全くそんなことはない。
・・・っていうのを頭で考えるだけじゃなく、体感として味わう、実体験することが大切。
スポーツと同じで、頭で考えてわかることもあるけど、実体験を通してしかわからないことが山ほどある。
明日から、また新たな1週間がはじまる。
今週もまた、自分の苦手で嫌な仕事を、やりつづけるか?
あるいは、素直に人に甘えて頼ってみるか?
ぜひ勇気を出して、一歩踏み出して、人に頼ってみよう。
その一歩から、世界はどんどんあなたにやさしくなっていくよ。