あなたは、この世にいるだけで、素晴らしい。
特に、子供が生まれたときに実感するけど、人は、この世に生まれただけで素晴らしい。
だけど、成長していくなかで、存在していることが自分でも当たり前に感じるようになり、周りに存在している人に対しても、当たり前に感じ始める。
そういう勘違いをしはじめた頃に、親族や家族といった、当たり前のはずだった人の「死」にふれることで、当たり前じゃなかったということを思い出す。
そしてまた、日常に戻り、忘れる。
「忘れる」ってのは人の能力の1つで、いい面もあるし、悪い面もある。
嫌なことを忘れることはプラスだし、素晴らしいことも忘れることはマイナス。
ただ「自分は、この世に生まれただけで素晴らしいんだ」っていうことを忘れて生きてると、「自分ってダメだな〜」って思ったり、辛いことや嫌なことに意識が向くようになっていく。
「感謝」と「不安」を同時に感じることはできない。
「自分は素晴らしい」と「自分はダメ」と同時には思うことはできない。
どちらに意識を向けるか?
どちらに意識を向けて、生きていきたいか?
自分が選んだ世界観の中で、自分は生きている。
「自分は、存在するだけで素晴らしい」ってことを思い出してみよう。