石原明さんが、経営のヒントプレミアムの中で紹介していた本を読んだ。
あまりに無知のため、存じ上げなかったんだけど、元アマゾンのカリスマバイヤーで、こんまりさんや本田健さんらをプロデュースしている方らしい。
本を開くとすぐに、著者である土井英司さんが、これまで目利きしてきたものの一覧が出てくる。
人、会社、株、不動産、馬券といった、あらゆるジャンルで結果を出していることに、いきなり度肝を抜かれる。
おそらく、ここに書いていない失敗もたくさんあるとは思うし、本の後半では、いくつか失敗談も書いてあったりしたけど、それでも、その中でこれだけの当たりがあるのだから、とんでもないこと。
そんな冒頭から一気に引き込まれた後は、土井さんのこれまでのストーリーを絡めつつ、個人としての選択力を高める方法について、いろいろと書かれている。
勝手な印象で、理論的なことが書かれてるかと思ったけど、感覚的なことも大切にされているようで、「ピンときたら選ぶこと」の大切さについても触れられていたのは、ちょっと意外だった。
ただその「直感」と「無謀」の違いについても丁寧に説明してくれてるので、すごくわかりやすくてよかった。
この本の中で、特に印象に残ってるシーンは「タダ(無料)じゃだめ」っていうお話。
最近、こういった本も含め、意識的に情報に対して、お金を出すようにしているけど、それって正しい方向性なんだなって分かった。
それに、世界で大活躍してるこんまりさんも、同じように自己投資をするなかで成長していき、どんどん羽ばたいていったんだな〜ってのがよ〜くわかって、この道を突き進めばいいんだなって、勇気をもらった。
で、本を一通り読んでの感想は・・・
いい情報を得たとしても、それを選べる自分じゃないと、その情報を活かすことはできない。正しい選択をできる自分をつくっていくように、日々の生活の中で、工夫と勉強しつつ、成長していこう。
・・・といったところ。
この本を読んで、さらに自分の成長の余地を感じて、さらに楽しみになった。
また、ふとしたときに読み返してみて、自分の選択とか、そのときどきの判断基準とかを振り返ってみたい。