2020年に読んだ本4冊目。
石原明さんがオススメしてた本、「できる社員は『やり過ごす』」。
「日本企業が組織としてどのように動いているのか」
「仕事に対する満足はどこからくるのか」」
「人が会社を辞める・辞めないはなにで決まるのか」
など、多岐にわたって、タイトルからは全く想像できなかったけど、めちゃめちゃリアルな日本企業の分析結果や考察が、超真面目に書かれている。
で、特に読んで感じたのは「見通し」の大切さ。
本にも書かれてるけど「アルプス山脈で遭難した軍隊が、ピレネー山脈の地図を、アプルス山脈の地図だと思いこんで行動した結果、無事に助かった」っていう話も、この「見通しの大切さ」を教えてくれる。
※その話↓
この「見通し」って言葉は、本を通して、何度も何度も出てくるんだけど、それくらい企業や組織にとっては大切で、その有無で、人や組織の動きが全然変わってしまう。
また、この「見通し」以外にも、組織が組織として機能するためにはどんなことが必要で、実際の企業ではどんなことが行われているのかを、この1冊読むことで知ることができる。
自分が経営者となったときにまた読み直したら、今とは全く別の本に見えるんだろうな〜って思うので、また数年後に読み直したい1冊。