2020年18冊目。
スターバックス成功物語とか、琥珀の夢(上下巻)とか、ティール組織とか、なかなか分厚い本を読んできて耐性ができてきたのか、予想してたよりも、あっさり読み終わった。
人間が持つ「錯覚」という力は、もはや本能。
この本では、その錯覚・10個について紹介しつつ、その錯覚を現実として捉えないよう、間違えないようにするための方法が紹介されている。
厚く感じるけど、著者やその周りの人たちのストーリーを絡めて書かれているので、とても読みやすく、理解しやすいので、さくさく読み進められる。
今、世の中的にはコロナで騒がれているけど、おそらく、この本を読むタイミングとしては、これ以上ないといってもいいくらいのタイミングだと思う。
「いかなる問題も、それが発生したのと同じ次元で解決することはできない」
これは、アインシュタインの言葉だけど、世界や世界が抱える問題に対して、どれだけ自分の目を冷静に保つことができるかって大切。
この本を読むことで「錯覚」という本能にごまかされず、現実をみる力を養おう。

FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣
- 作者:ハンス・ロスリング,オーラ・ロスリング,アンナ・ロスリング・ロンランド
- 発売日: 2019/01/11
- メディア: 単行本