これまた、船越康弘さんが話してた、おのころ心平さんの本。
おのころ心平さんという、ボディサイコロジストの方の本。
ボディサイコロジストって、よくわからない肩書にみえるけど、身体心理学者って日本語にしてみると、なんとなく、ちょっとは分かるかな?
ざっくりいうと、体に色々な症状が出るけど、それが心理的には、どんなことを表してるのかを研究されている人。
この本は、まさに、病気や症状がどんなメッセージを送ってくれているのかを理解しようっていう内容で、病気は才能が開くきっかけになるってことが書いてある。
まず、俺自身を振り返ってみても、たしかにアトピーとかアレルギーでつらい状態を味わってきたし、めっちゃ辛かったけど、今では、これがあってよかったんだなって思ってる。
だって、このアトピーとかアレルギーの体がなければ、今みたいに健康に興味も持ってなかっただろうし、健康に携わる仕事にもついていなかっただろうからね。
そういう意味で、病気っていう一見、問題にみえるチャンスを活かせれば、それは誰にも真似のできない才能になる。
例えば、アトピーを自分で治した人は、アトピーの人に寄り添う才能ができるし、水が止められて、雨水から浄水システムを作った人は、水を手に入れたい人にアドバイスができるようになる。
・・・ってここまで書いてて思ったけど、問題が難しければむつかしいほど、超えたときに、それはその人だけの、すばらしい才能になるんだろうね。
ちょっと例が極端すぎたかな(^_^;)
それでね、実は俺自身、仕事で施術してる中でも
痛みや症状は、
辛いと思うけど、
敵じゃないですからね〜♪
ってのもよく伝えてるんだよね。
なんでかっていうと、
あなたの体は、
常にあなたの味方ですよ
っていう前提があるのね、俺には。
だから、俺の場合だったら、
理由なくアトピーは出ないし、
理由なく花粉症の症状も出ない
んだよね。
体は、症状を出すことによって、なにかしら、合わないことをしてたり、我慢をしてるよってことを、潜在的に教えてくれてるわけだね。
で、この本では、例えば、鼻炎とか腰痛とか、特定の病気と症状に絞って、その心理的な理由や才能につながるまでの流れが書いてある。
でね。
ついつい、病気や症状って悪の象徴っていうか、まあ、たしかに憎たらしいものなんだけど(苦笑)、それを生み出しているのは、自分自身っていう発想が、意外と欠けている人が多い。
風邪ひとつとっても、さも、誰かのせいみたいに思ってる人もいる。
でも、デブだろうがガリだろうが、風邪だろうがガンだろうが、基本的には、それを生み出しているのは、その人自身の体と心なんだよね。
この本では、そこに気づかせてくれる。
いろいろな症状ごとに紹介されているんだけど、この本の中で、個人的にグッと来たのが、いくつか紹介されている、おのころさん自身のカウンセリングの話。
おのころさんが、クライアントさんに対してどのようなことをされてきたかって話が紹介されてるんだけど、この話が、種類は違うけど同じセラピストとしてはめっちゃ共感した。
それに、ああいう有名なセラピストでも、現場では一人の人間として、丁寧に向き合っているんだなってわかった、勇気づけられもした。
セラピストの人には超絶オススメだし、持病がある人や、家族で病気の人がいる人も読んでみると、治るキッカケにもなるかも。
もちろん、この本に書いてあることが100%、あなたに当てはまるかっていうと、そうじゃないこともあるだろうけど、
ほーー
そういう考えもあるんだな!!
って知るだけでも十分だし、人によっては、盲点に気づかせてくれるから、ぜひ、1度読んでみて欲しい♪